私は自己開示がめっちゃ早い。
関係性とか関係なく、初対面の人に話すことじゃねえだろと言うことまで話してしまう。
これはひとえに私のことを手っ取り早くはやく理解してほしいからやってしまうのである。(鬼キモ)
もちろん初対面の人は私とどう接していいかわかんなくなるし、シンプルきめーから距離を置かれてしまう。
特に学生の頃や20代前半が1番やばかったような気がする。が、自覚がないだけで今も別に全然普通にキモやばな可能性がある。
自分のことって主観が入った客観だからわかんないよね。たまに自分のことを冷静に俯瞰してみてます、みたいな人がいるけどそういう人に限って認知が歪みまくっているのでやっぱり自分のことは当てにならないので謙虚でいようと、そういう人を見るたびに戒めにしている。
話は逸れたが、とにかくすぐにクソおもんない自語りをしてしまうので、これは良くないと思い、20代前半からネットに逃げ出した。
匿名の世界で好きに暴れられて、思想が強いことが言えて、現実世界と直接的な関わりがないからこそありのままの自分でいられるインターネットが私はだいすこだった。
配信アプリにどハマりした。
自分の好きなことや考えていること、知ってほしいことを好きなだけ話せて否定されない世界、さいこー!!
もはや現実逃避に近くて、目をギンギンにさせながら毎日配信をしていた。
そんな中でお悩み相談枠を開いていた自称東大生の実家が歯医者のカウンセラーを目指していたRさんと出会った。
お悩み相談枠ということ、配信を始めたばかりだということで話やすく、よく相談に乗ってもらっていた。
優しい!頭いい!否定しない!素敵!
もう光によっていく蛾のごとく、私はRさんの枠に入り浸っていた。
早い話がガチ恋になりかけていた。
余談だがRさんは口癖のように『僕絶対顔出しだけはしませんから!!』と毎度言っていた。
ネットリテラシーが高い人で、もうええてと思うくらい言っていた。
Rさんはどんどん視聴者数が増えていき、投げ銭で買ったマイクで配信をするようになっていった。
まー、そりゃ素敵な人だもんなー。なんか、追っていたマイナーなバンドがMステ出演、武道館決定!くらいの遠い存在になったような気がして少し寂しかった。
Rさんは東大生故か(本当に東大生だったかは分からないが)知的好奇心がとても強くて優しい人だった。
彼のエピソードで今でも忘れられない話が二つある。
なぜお悩み相談枠を始めたのかについて聞いたことがある。
彼は「よく相談するときに『みんなだってそうだよ、みんなだって頑張ってるんだから』っていう人がいるけど、僕はその『みんな』の先を考えたい、『みんな』で終わらせたくない」と言っていた。
思い出してもこれめっちゃ素敵じゃね?
すごく印象に残っていて、こういう考え方の人もいるんだと感動した記憶がある。
彼は本当に博識でいろんなことを教えてくれた。
桃にはセロトニンが含まれているから果物は桃を食べるといいことや、あとは、えー、なんだ、忘れたけどなんか色々教えてくれた。
ある日彼が配信の中で母乳の味について語り出した。
「や、でも僕一回だけ母乳を飲んだことがあるんですよ。たまたま母乳が出る女性で」
私はそこで失恋したことにショックを受ければいいのか、母乳を飲むような男だったことにショックを受ければいいのか戸惑った。
味の詳細について熱く語っていたが、今となってはそれも蛙化と化してしまった。子牛かてめえは。(子牛化)
なんか味が薄い、みたいなことを言っていたような気がするがあまりよく覚えていない。
なんやかんやあってその配信アプリからは離れてしまったが、当時仲良くしてくれた人たちのことを時たま思い出す。
みんな元気してたらいいな。もう名前も思い出せないけど、共有していた時間があったんだと思うとなんか途端にエモく感じるから不思議だ。
インターネット、最高。